お客様の完成検査のポイントは?
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20221216_095754_DRO_R.jpg?itok=8BzTSGtn)
リビングの吹き抜けを見上げています。
大きな窓を通して、青空が見えています。
窓を通して見える先が空って、なんだかいいです。
夜、家の中を暗くすれば、青空を楽しめるかも。
太陽高度の低い、この時期で、この光って羨ましいですね。
向かって右側の壁。
壁紙ではなくて、塗り壁なんです。
刷毛で引いたような左官仕上げなので、
その凹凸に細かな陰影ができていて、
とってもいい表情が出ています。
タイル好きとしては、大判のタイルというのもオススメですが、
そこを敢えて、塗り壁で陰影を楽しむだなんて。
ミニマルなデザインを目指す家ということで考えれば、
すごく納得できる仕上げかなと思います。
こちらの家。
実は、本日私の検査で、明日お客様の検査。
明日に向けて、設計者であり、工事監理者である私が
客観的な立場から、仕上がりをチェックしてきます。
補足ですが。。
完成時の検査に、我々のような第三者がいないと
なかなか大変かなと思ったりしています。
というのも。
何か気になる点があって、それは言っていい内容なのか、
いっても仕方ない内容なのか。判断できないですし、
人によっては、なんだか言いにくかったりするそうですから
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20221216_132438_DRO_R.jpg?itok=5b7HXDdS)
街中の狭小敷地いっぱいに建っている家。
実は、昨日、こちらの家で、お客様の完了検査があり
一緒に立ち合いをしてきました。
お客様ご夫婦と、私と現場監督で、一通り検査しました。
まずは、未施工になってるところも共有から。
材料の手配等の関係から、工事が間に合ってないところは、
共有しておかないと、忘れてるのか?となるので。
その後、ざっと一通り御覧いただいて、気になる点をチェック。
最後に、もう一度。
今度は、壁や床、天井等の傷や汚れ等を細かく見ていきました。
おそらく、2回目のチェックで、完了検査終了なんてことも。。
そもそも、見るポイントわからないと、フォーカスしないので、
漠然とでは、いい検査ができないと思います。
なので。
検査の時は、私がポイントを説明しながら進めていきます。
ちなみに。
設計と工事が一つになっている工務店の場合って、
第三者的な視点がないので、検査のポイントも曖昧なことも。
手直しは少ない方がよいですから。
建築家がいない場合は、工務店に、何をどうチェックするといいのか
しっかり確認していただいた方がよいかもしれませんね。
大事な大事な家づくりですから。