先入観にとらわれず常にフラットで。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家の基礎の鉄筋です。

整然ときれいに並んでます。

昨日は、朝イチからこの鉄筋の検査でした。

構造計算で確定した基礎の図面をもとに

その通りできあがってるかを確認しました。

全ての箇所を細かく見るので

結構時間はかかります。

ただ。

コンクリートを打ってしまうと

見えなくなってしまうので、

しっかりチェックが必要です。

一枚目の画像をご覧になって

ピンと来た方は、基礎マニア(笑)ですね。

実は。

こちらの家の鉄筋の量って

相当多いんです。

床面の格子の細かさ。

立ち上がりの鉄筋の太さ、本数。

構造計算してない場合は

もっとさっぱりしてますから。

今度、どこかでふと見かける機会あれば

じっくり見比べていただくと差は歴然です。

私がすごいというよりは

計算するととそれくらい必要ってこと。

なので。

何気なく見た他の会社の現場の基礎で

ビックリすること多いです。

安全第一にしたいですね。

そうそう。

基礎の検査は、私も施工者も第三者機関も、しっかりチェックして

問題ありませんでした。

順調で何よりです。

午後イチで、こちら家へ。

何度か登場していると思いますが

15年ほど前に家づくりを御一緒した家です。

エアコンの取り替え工事をしているということで、

顔を出してきました 。

工事の進捗を見た後、

お客様と雑談に花が咲いて、

すごく楽しい時間となりました。

長きに渡り、仲良くしていただけてありがたいです。

午後は、別の家づくりの現場へ。

工事はコツコツと進行中。

そんな中、関係者で集まって

いろんな部分についての調整。

大まかな内容というよりは、

かなり細かい部分のことが多いかも。

その中でも。

大工さんの経験則というか感性からの意見がありました。

図面はこうだけど、こうもやり方がある。

どちらが意図に合うのか。

そんな感じです。

私も自分の感覚は大事にしてはいますが、

それが先入観になっていないか。

そう思いながら、大工さんの話に聞き入りました。

結果、大工さんの意見も取り入れた方針で決定しました。

先入観にとらわれず、常にフラットで

最善の方法を採用していきたいです。

私にとって最善でなく、お客様の最善を大事にしています。

だって。

お客様の家ですから。