一枚板を支給して採用するっていい!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

屋根のラインがきれいですね。

しっかりと軒の出のある、和モダンな家づくりの現場。

昨日、定例打合せへ行ってきました。

御覧の通り。

外部の仕上げは、ほぼ完成しています。

最終の確認とか、清掃とかをしたら、

いよいよ足場が解体されます。

そうなると、外観があらわになります。

楽しみですね。

黒い外壁に、銀黒の屋根。

屋根同様、破風もガルバニウム鋼板にしているので、

屋根との一体感があるし、マットな仕上がりになっていて、

とってもクールな仕上がり。

和モダンな外観って、この軒まわりの見え方で

印象が大きく変わってきます。

特に、屋根の厚さ。

こちらでは、あまりゴツくなりすぎないように、

スッキリさせています。

ただ。極端に薄くしすぎないようにもしています。

軒はシャープでできるだけ薄い方がいい。

そんな意見も見かけますが、それはひとつの価値観

であって、それが正解ではありません。

(デザイン中心の考え方ではよく耳にします。)

シャープにするという意味で、華奢すぎない、

ほどよい厚みがいいという価値観もあるはずです。

暴風で折れてしまいそうな感じではなく、

安心感というか、安定感のありますしね。

こちらの家では、

その辺のバランスで厚みを決めています。

みなさんは、この写真をご覧になって

どう思われましたか?

そうなんです。

一枚板ですね。

すごくいい味出してますよね。

こちらは、お客様が購入、支給された一枚板。

昨日、お客様より受け取って、現場へ搬入させていただきました。

この一枚板。

どこに使うのかというと。。

リビングの一角に、ワークスペースがあるんですけど、

そのカウンター材として採用します!

一枚板だからって、ダイニングの天板に使うだけでもないんです。

こちらのお客様みたいに、ネットで購入されて、

支給して、大工さんに加工してもらって、カウンター等で使う。

それもいいアイデアですし、お値打ちに、自分の好きな木材を

採用できるのもいいと思いますよ。

向かって、右と左、いずれも表として使えますが、

お客様は、左側の自由な曲線を描いた側を表として

採用されるそうです。

一枚板らしくていいですよね。

想像すると、とてもいい風合いになりそうで、

今から楽しみです!

こちらは、とある家の柱と梁材です。

実は。

今週末に、こちらの家の現場で、建前があります。

ということで。

1階の土台と床が伏せてあって、その上に、

1階の柱や梁材が置かれているんです。

雨対策のためブルーシートで養生してます。

一つの敷地に、二つの家が建つ、二世帯住宅。

2棟あるので、大工さんは大変ですが、

段取りよく進めてくれると思います。

週末が楽しみで仕方ありませんね。

いろんな現場が進行中。

毎日楽しいです。