土地探しからの家づくりに必要なのは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、朝イチから、とある家づくりの現場でした。

ちょうど、基礎の鉄筋工事が完了したところ。

その鉄筋の検査をしてきました。

施工者の検査は完了しているので、大きな見落としはありません。

ただ。

人がやることなので、いろんな角度からチェックが必要です。

到着したとき、第三者機関である、瑕疵保険の会社の検査が

行われてました。

かなり、細かなところまで検査するのですが、指摘なしだったようです。

その第三者機関の検査を横目に、私の検査を実施。

全箇所をくまなくチェックしましたが、指摘事項はありませんでした。

これだけ、何度も、いろんな視点からチェックすれば、

ヒューマンエラーは、なくなります。

コンクリートを打ってしまうと、見えなくなってしまうからこそ、

しっかりと検査しておきたいです。

検査に合格したので、午後からコンクリート打ちとなりました。

工事は順調に進んでいます。

なにやら。穴掘りしてますよね(笑)

敷地の中の、いくつかの箇所を掘削しているんです。

これ。試掘しているんです。

文字の通り、試しに掘ってるということ。

土地の購入した場合、地盤を掘ってみたら、

ゴミとかガラ等の地中埋設物が出てくるケースがあったりします。

それって、買った側の責任ではなくて、売った側の責任として、

処理をしてもらうことになるんです。

法律上、契約上、そう決まっています。

今回は、売主、買主も同席の上で、この試掘を実施しました。

お客様からの依頼があって、私と熟練の現場監督にも

同席させていただきました。

どの場所を、何か所、どう掘るのか。

どれくらい掘るのか。

その辺って、特にルールがあるわけではないので、

任意で決めないといけません。

それを、現場監督と私で、相談しながら位置を決めて、

試掘してもらったんです。

結果、何もなくてよかったです。

試掘のようなプロセスの場合、素人だけですと、何ともなりません。

なので。

家づくりのパートナーで、しかも経験豊富な方に同席してもらうと、

安心できますよ。

(プロでも経験ない方ですと、売主側のいいようになったり。。。)

土地探しからされる方は、ご注意くださいね。

その後、場所を移動して、工務店のショールームへ。

実は、こちらのお客様。

事情があって、今月中に、工事の契約をする予定。

その工事を予定している工務店との顔合わせだったんですよね。

見積は出してもらっていて、金額は概ね納得されているので、

あとは、直観での相性を見極めていただくプロセスです。

ただ。

顔合わせの前に、試掘の場面での立ち振る舞いや雰囲気を

ご覧になって、信頼できる方だなと思われた様子。

実際、そういった場面で、普段の対応が出たりするものなので、

半分偶然ですが、そういった機会が持ててよかったです。

結果。

面談した後、話がスムーズに進んで。

契約の日程まで決めるに至りました。

よかったです。

楽しみが、また一つ増えましたね。

ほんと。

いろんな家づくりが進行中。