コートハウスの間取り

ユーザー 岩間誠治一級建築士事務所 岩間誠治 の写真

コートハウスを計画する際、平面だけで計画すると光の入り込みが全くなくじめっとした中庭となってしまう事があります。
二階建てでは、完全中庭の場合6m近い自身の壁で囲まれることとなるため、小さい中庭は日が差し込むことのない空間となってしまいます。そのため中庭を計画する際は模型等にてしっかりと高さ関係を把握すると良いでしょう。
平屋で中庭を配置すれば3m角程の広さ以上であれば日は地面まで差し込みやすくなります。
小さいスペースでの中庭でも日差しは入り込むことはありますが、太陽高度の高い夏場に入りやすくなり、太陽高度が低くなる冬場の寒い時期には全く入り込まない空間となってしまします。

その為、模型を使い階中電灯等を利用してしっかりとシミュレーションすることが大事です。