家事動線に配慮した間取り

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

住宅のプランニングでかなり重要度をしめるのは、家事の効率ではない
でしょうか。快適な住宅になるためには、家事を楽しく、みんなで分担して
行えれば、快適な住宅になります。これを実現するには、動線を工夫する
ことです。家事の比重が大きいのは、キッチン、浴室等の設備系では
ないでしょうか。いかし、これらの家事動線ばかりに目が行くと、毎日、
水廻りを眺めて暮らさなければなりません。参考図面では、水廻りを
まとめて、効率よく配置し、その他の移動動線と、分けています。また、
家の中をループするように動くことが出来るように、廊下の位置を工夫しています。このプランニングが出来るには、ある程度の面積が必要です。
少ない場合は、設備を使用していないときに、パーティション(間仕切り)等で設備が見えないように、区切ることも一つの方法です。