Mさんの小屋づくり、オンライン監理

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

住宅の現場監理は大体30回程度となっております。

今回は建築費用を抑えての小屋づくりで、交通費も金額負担となるため監理も要所を決めて10回程度としましたが、なかなかすべてが見られるわけではありません。

役立っているのは、建主、現場監督、職人さんがLINEアプリを入れていることです。

現場監督が現場にいるときにはLINEで進行具合を聞きながら、その状態で気になる部分の写真を送ってもらい、状況をみて指示をだしています。

小さな現場ですが、大体30分程度数十枚の写真を撮ってもらっております。

お互いの質問等ができて上手くいっているように感じます。

建主の入ったグループは、進行具合や修正、変更など主に設計、建主のやり取りで現場監督が確認するというもの、建主DIYも調整します。薪ストーブ屋さんも入ってもらっております。今回、煙道の煙突サポートなど具体的な内容は、今までより以上に作業の理解が出来ております。

職人さんの入ったグループは、設計と職人のやり取りで現場監督が確認します。

施工で重要な箇所は現場監督と職人さんに指示をだしたり、簡単な質問にお答えしております。

ネットの充実でお互いに簡単に確認、やり取りが出来るようになっております。

現場監理は重要な箇所を漏らさずに確認、記録できます。