安息角と擁壁

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

崖に面する敷地は、特に注意が必要なことはいうまでもないことです。
敷地の下部に崖がある場合は特に、崖が崩壊した際にも建物に支障がないよう
安息角30度というのが設定されています。
そのため、建物の基礎を深基礎にしたり、杭で対応することになります。
一方敷地の上部に崖が有る場合は、崩落時に建物が押しつぶされないよう
鉄筋コンクリート造とするか、ある程度離して計画することが肝要です。

一級建築士 南 俊治