インテリアのタイルをセレクトしてみる!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

きれいな色が並んでますよね。

はい。そうなんです。

タイルの色見本なんです。

きれいな色と書いたのですが、よくご覧いただくと。。。

鮮やかな色合いというより、少しくすんだ感じです。

実は、このタイルって、日本古来からある色を表現しています。

それと。

よく見ていただくと、表面に布目柄が入ってます。

これまた、和を感じさせる要素の一つなんですよね。

美濃で焼かれたタイルで、その名も「美濃古窯」。

和を感じさせるインテリアの場合であれば、

周囲に馴染みながらも、いいアクセントになってくれると思います。

そうそう。

それと、このタイル。

わかる人にはわかるかもしれませんが、少しレトロな雰囲気です。

昭和レトロな、大正ロマンな、そんな印象なんですよ。

ちなみに。

それを古臭いと感じるのは、昭和を生きた人たちくらいで(笑)

ミレニアム世代のような、若い感性ですと、とても新鮮みたいですから。

こちらも、先ほど同様に、インテリアに使うタイルになります。

床というよりは、壁に使います。

平行四辺形というカタチが、まずユニークです。

その平行四辺形を、ヘリンボーン(上)に張ってみたり、

立方体に見えるようにしたりできます。

一枚ごとに、少しムラがあって、表情がありますよね。

しかも、表面がフラットでなく、少し波打ってるおかげで、

光の反射がユニークになって、この見え方になっています。

一枚ごとがフラットだったら。

マットな仕上がりだったら。

カタチが正方形だったら。

どれ一つとっても、違った表情になっています。

こういったタイルは、とんでもなくたくさんの種類があって、

その空間にフィットするものを探し出すのは至難の業です。

カタログで見ても、その表情まではわかないので、

現物を見ることをオススメします。

私は、タイルが大好きなので、見る機会も多いのですが、

それでも、全てを把握してるわけではありません。

なので。

タイルのショールームにいらっしゃる方のアドバイスは、

とても貴重なので、いつも相談させてもらっています。

ぜひ、みなさんも自分好みのタイルを、

アドバイスを受けながら、探してみてください。

そのタイルを使ったインテリアを想像すると、ワクワクしてきますから。

いろんなラインや色が交錯しています。

こちらはタイルではありません(笑)

昨日、とある家づくりのため、外壁をセレクトしに行ってきたんです。

並んでいるのは、

金属系のサイディングと窯業系のサイディングになります。

現在、金属系のサイディングをメインで採用されているのですが、

予算の調整もあって、一部、窯業系のサイディングに切り替え予定。

そこで。

変更した際に、お客様らしくセレクトができそうなのか。

それを確認するのが、目的でした。

減額するからといって、先のことを考えず、金額だけ調整

するだけではいけません。

代替案が、逆に当初よりよいのではないかと思えるほど、

しっかりとお客様らしいセレクトができるかを確認することって大事ですから。

昨日は、それができそうだと確認することができました。

タイルも外壁も。

サンプルながらも、画像ではなく、実物を見ながら、

しっかりと確認しながら、いろいろ決めていくとよいですよ。

オススメです。