カーポートでなくガレージをつくるには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

黒いガルバのハコ型の建物。

こちら。

とある家に隣接して建てられたガレージ。

もちろんですが、愛車を格納するのが目的です。

鉄骨造なんですけど、しっかり構造計算しているので、

すごく頑丈な建物になってます。

カーポートだったり、既製品のガレージ(ヨドガレージ等)という

選択肢もあったのですが、こちらでは敢えて、オリジナルのガレージに。

お客様の(というかお客様の息子様の)こだわりなんですよね。

ちなみに。既製品のガレージというと。

こんな感じになります。

パッと見た感じは、もしかしたら、違ってみてないかもしれませんね。

実物を見ると、ずいぶんと違います。

そもそも。

全体の色が、グレーというか、ねずみ色。

なんとなくで伝わるかわかりませんが。。

家の庭先に、ガーデニング用具を収納するための倉庫。

それを大きくした印象です。

機能的には、とてもよくできています。

ただ。

見た目が、お世辞にも素敵とはいいにくいです。

大きな敷地に単独で建ってるのであればよいのですが、

せっかくこだわって建てた家の脇にあると、気になりますよね。

最近では、既製品ガレージでも色を変えれるようになってますが。。

それでも、カタチが微妙なので。。。

こだわりだすと、やっぱり作ってしまおう!となるわけです。

ただ。

コストはずいぶんと違うんです。

ガレージをご希望される方の多くは、既製品を望まないのですが、

予算とのバランスで、既製品になるケースが多いんです。

参考までに、ザクっと、差をお伝えすると。

鉄骨造のガレージ=既製品のガレージ×6~7倍

になりそうです!ビックリしますよね。

ちなみに。

鉄骨造を木造にすることで、4倍ほどになります。

それでも。まだ差はありますね。

ビルトインガレージはどうですか??

なんて聞かれますが、台数が同じであれば

その場合の方が高くなってしまうのでご注意くださいね。

そうそう。

もし、コストをできるだけ抑えて、しかも独立ガレージを。

ということでしたら、もう一つ方法があります。

(あまりオススメではありませんが)

既製品のガレージを建てて、その外周部に家と同じ外壁を設置する。

そうすると、一体感が生まれたりします。

ご興味ある方は、家づくりのパートナーに相談してみてくださいね。

いろいろと打ち合わせが終わった後、少し時間があったので、

こちらのカフェに寄りました。

和を意識したデザインなんです。

外観だけでなくて、内部も民家をイメージした開放的な造りなので、

これからの時期は、とても居心地がいいですね。

(冬場は、開放的すぎて、底冷えします)

美味しい珈琲を飲みながら、小休止しました(笑)

日本人の遺伝子があるせいか、なぜかこういった空間に癒されます。

不思議ですね。

毎日、いろんな家づくりに関わらせていただいて、ありがたいです。