家に帰ってきたら。。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

このところ、コロナの影響で、玄関に手洗いを設置する機会が増えました。

手洗といいつつ、あまり小さいのも考えもの。

大人しか使わないのであればいいのですが。。

子供が手を洗うと、周辺に水が結構飛びますから(笑)

帰ってきたら、手を洗うのはいいとしても、掃除が大変なのも。

奥様の悩みの一つみたいです。

こちらの家の手洗い。

手洗なんですけど、トイレなんかに設置するほど小さくなくて、

それでいて、洗面ほど大きくない。

そいいった意味では、ちょうどよい大きさです。

グレーのタイルが、とてもおしゃれです。

ただ、おしゃれと同時に、水跳ねで壁が汚れるのを防ぎます。

そういった役割であれば、タイルを三方にまわすといいですよ。

それと。

手洗いの中に、手洗い洗剤を置くスペースがあるのもいい。

洗剤を出すときって、手からはみ出たりしますから。

そんな時に安心ですよね。

それと。

タオル掛けの場所。

濡れた手をふくわけですから、手洗いの上がよいかも。

といいつつ、こちらの家では、手洗いの下にしました。

(その方が使い勝手がいいそうでしたので)

もしくは。

タオルだと不衛生な感じがするということで、

ペーパータオルを採用する方も増えてますね。

それと。

こちらの家では、この手洗いが、ちょうどトイレの前にあります。

トイレの手洗い+帰宅時の手洗いとして一石二鳥に使えます。

間取りによっては、それもいいアイデアです。

こちらは別の家になります。

玄関に、手洗い??はありません(笑)

玄関先に、単独で手洗いを設置するのもいいのですが、

先ほどみたいにトイレ手洗いと兼用するのもいい。

ただ。

手洗を増やすことで、掃除の箇所が増えるのが嫌な場合は。。。

二枚目の家のような発想でもいいかも。

どうなっているのかというと。

玄関から、シューズクロークを経由して、洗面につながってる。

そんな動線が確保できたら、別途手洗いが必要ありません。

しかも。

手洗とうがいが済んだら、そのままシャワーまで浴びれる。

スッキリさっぱりして、LDKでくつろぐのもいいですよね。

ちなみに。こういった動線があると。

お子様が運動系の部活でだったり。

御家族でひどい花粉症の方がいらっしゃったり。

そんな場合には、室内を衛生的に保つことに役立ちます。

もっといろんな取り入れ方があったりします。

どういった手洗いが、最適なのかは、人によって違います。

どんな動線で、どんな暮らしをしていくのか。

それをしっかりと考えて、採用を考えるといいですよ。

たかが手洗い。

されど手洗い。

なんですよ。