解体現場の樹木

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

わが家の南側の駐車場の解体が始まった。

4か月で15棟の住宅地となり、年内には建物も完成となる。

私どもが、この地に越してきた15年前は廻りが畑や駐車場であったが、畑も半分以上が住宅地やマンションとなった。

わが家の南側に区画される土地は奥行の無い形状のため、前に建つ建物で1、2階の窓はほとんど目隠し状態となるようだ。

前に建物が建つことを想定しての計画であったが、一戸建ては最も建物が密集し視界が遮られてしまうので残念である。

吹抜階段の縦長窓、建物角窓は机上の隣地建物想定窓であるがどれくらい役に立つか気になるところではある。

駐車場には管理されておらずしょぼしょぼではあるが、サツキが数十本植えられている。

解体現場の樹木はほどんど廃棄処分となってしまう。

それを現場担当者に尋ねたところ、採っていってもかまわないということである。

3月は移植適期のため車に積めるだけいただくことにした。

2回に分けて十里木の山小屋敷地に植えてきました。