「温故知新」とはよくいったものです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちら。

図書館での一風景。

昨日、とある家づくりのため、調べものがあって、

図書館に行ってきたんです。

図書館でなくて、ネットで十分でしょう?

なんて思うかもしれませんね。

またらしい情報は、ネットで十分得られると思うのですが。。

実に古い情報って、なかなか探しにくかったりするんですよね。

実際、探していたのは、私が大学時代によく見ていた

超マニアックな写真+図面集です。

普通じゃみつからないので、

名古屋でもたくさん所蔵している図書館へ行ったんです。

探してみたら。。

なんと、ありました!

戦利品はこちらなんですよ。

「数寄屋建築集成」のうち、三冊だけ。

おそらくですけど、よほどのマニアでないと、

この書籍の存在も知らないし、見る必要がないかもしれませんね(笑)

内容はさておき。

大学時代には、ただの研究対象の一つとして、

趣味として、見ていたものなんですが、今回は違います。

実際に、家づくりの中に取り入れていくという視点で

見ることになります。

しかも。

当たり前なのですが、今は、経験をさせてもらってきていたので、

その読み取る内容の精度が違ったりするんですよね。

それがまた面白い!

あの家づくりでは、こんなことしたけど、

実は、これがベースになってるなとか、

ここをこうすれば、違った見え方がするよなとか。

歴史に残るものって、それ相応の価値があります。

それをそのまま採用するということでもなく、

その型を取り入れながら、自分なりのアレンジも交えて、

新しい何かをつくっていく。

楽しいですね。

勉強って、なんだか難しそうなんですが、

こういった勉強って、すんごい楽しいです。

全ては、素晴らしい家づくりのために。