雨の日の外壁工事にはご注意!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場ですね。

昨日、現場の定例でしたので、行ってきました。

このところ、天気が雨続きということもあって、

外壁仕上げが、なかなか仕上がりません。

でも。

防水紙はしっかりと工事してあり、雨仕舞はできてるので

雨漏りの心配はないんですけどね。。

こちらの家の外壁は、ガルバニウム鋼板なんですが、

外壁の工事担当者に、雨の日にやらない理由を聞いてみました。

もちろん。

自分が濡れてしまうからという理由ではありませんよ(笑)

ガルバニウム鋼板の工事をする場合、

工場で全部は加工できないので、現場での加工が必要です。

雨の日に加工すると、その工事で発生した鉄粉が、

雨のおかげで、ガルバに付着してしまいます。

その付着したところから、錆が発生する可能性があるそうです。

感覚的には理解していたのですが、確認してみたら、

そんな理由でした。

逆に。

雨が強く降っているのに、ガルバの外壁を仕上げてる現場があったら

要注意ということになりますね。

ガルバを採用の方は、ご注意くださいね。

ちなみに。。

工期が厳しい建売の住宅なんかは、雨だからって、

ストップできなかったりするそうです。

大事な家づくりですから、しっかりしておきたいですね。

こちらは、2階のバルコニーです。

しっかりと庇をかけています。

雨に濡れないようにしているのも一つなんですが、

夏妃強い日差しを遮りたいということも大事なポイント。

昨日、ちょうど夏の晴れ間だったので、見ていましたが、

しっかりと想定通りになっていました。

手前に見えているのは、吹き抜け上の大きな窓。

ここに、庇が全くなければ、夏は相当な暑さになります。

ここまでしっかりとした庇なので、効果抜群。

そうそう。

この庇は、見た目のデザインにも一役かっていたりもします。

見た目もよくて、快適性に効果がある。

すばらしいですね。

いろいろと考えて、家づくりしています!