居心地よくて温かみのある家のような。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

車のショールームですね。

道路に面して、ガラス張りで、天井は吹き抜け。

売り出し中の新車が、いくつか並んでいる。

車が中心で、そのまわりを

オフィス向けの打ち合わせテーブル+チェアがあり

ちょっとした商談スペースになってる。

ほんと。

よくある光景ですよね。

よく考えてみると。

吹き抜けであることってあまり意味がないかもしれません。

もちろん。

天井低すぎても圧迫感はありますが。。。

車の展示がメインで、商談やコミュニケーションは

付属といった考え方なので、滞在するスペースは疎かです。

道路に面してガラス張りで、車をたっぷり見せたい。

でも、昼間は、外の光がガラスに反射して、

せっかくの車たちは見えにくくなっている。

なんで。こんな話を書いたのかって?

実は。

知り合いで、とてもお世話になっている経営者の方から、

車のショールームの改装について、ご相談をされて、

昨日、現地で、雑談をしてきたんです。

何か新しく刷新したい。

せっかくだから、思い切って刷新したい。

見た目だけじゃなくて、使い勝手なんかも

しっかり考えたい。

そんなことだったんです。

基本的に家づくり専門の建築家なんですが、

お世話になった方からのご相談なので、

珍しく引き受けさせていただくことにしました。

そうそう。

話は戻るんですが。

よく見かけるショールームって、

ビルディングスタイルそのままで、正直味気ない空間。

ご相談いただいた会社は、地域密着で、

とても温かみのある会社なんですよね。

何を思ったか??

実は。

殺風景で、味気なくて、車主体の展示場を、

アットホームで温かみのある家のような空間へ

変化させてみたらどうかって思ったんです。

それであれば、家専門である私の関わる意味合いも強いし

その辺では見かけない、地域の方のたまり場になるのでは。

そんな風に考えたんです。

なんだかワクワクしてきたんですよね。

このプロジェクト。

期間と予算とのバランスで、どこまでになるのかはわかりませんが

ここにしかない、ユニークな居場所になるよう、

しっかりと関わらせていただこうと思います!

楽しみが一つ増えました。