買わない方がいい土地

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■以下は「悪い土地」の特徴としてあげられます。どこに目を瞑り、どこまで妥協できるかは人それぞれですが参照ください。

• 地盤が丈夫
家を建てる前提で土地を探している場合、これは絶対に譲れない条件です。前述した通り、地盤が脆弱だと追加工事が必要となります。また、過去に地盤沈下や液状化現象を起こした土地は、できるだけ避けた方がいいでしょう。ただし木造だと柱状改良で比較的に安くできる方法もありますので購入前に信頼できる建築士に相談いただければと思います。

• 災害に強い土地を選ぶ
天災の多い日本だからこそ、その土地が災害に強い土地であるかどうかのチェックが必要です。国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、現在の日本全国における自治体が発したハザードマップがすぐに確認できますので確認しておきましょう。
○国土交通省ハザードマップポータルサイト
http://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/

• 境界線がはっきりしている
土地のトラブルで最も多いのが境界線の問題です。相続問題で隣地フェンス間の土地は1筆なのに複数の相続地権者が要る場合があります。「境界標」が図面通りに打ち込まれていればいいのですが、現場の状況により難しいケースがあります。

• 角地だけど道路に接していない
住宅建築に際して、住宅はどこか一面が4メートル幅の道路に接するよう規定が設けられています。道路に接していない場合は2メートルの道路を用意する必要があります。角地でありながら道路に接していない場合、この道路を用意しなければならない可能性があるため、実際の土地面積より小さな家になってしまうのです。

• 目の前の道路に消火栓が置かれている
一見、「なんの問題が?」と思うかもしれませんが、こういった土地の場合、車庫を作ることができません。

• 土地の形がいびつ
土地の形が極端に長細かったり、狭小地、あるいは道路との高低差がある傾斜地だった場合、後々売ろうとしても買い手がつかない場合もあります。販売する時にも価値の下がらない土地を選びましょう。三角の土地でも以前三角形の教会堂を設計することで解決した事例がありますので、何が何でもダメということではありません。

• 土地が周囲より低い位置にある
周囲より低い土地の場合、雨が流れ込んでくることが考えられます。地下水なども自分の土地に流れてくることが予想され、そうすると湿気がある土地ということになります。またポンプアップして排水しなければならないことにもなりランニングコストが高くつきます。

• 抵当権が入っている
「もう全部払い終えているから、あとは抵当権を消すだけだから大丈夫だよ」という売主の言葉を信じて代金を払ったのに、いつまで経っても抵当権が消えず、土地を手に入れることができないというトラブルは後を絶ちません。こういったことのないよう、抵当権が消えるまで絶対に代金を支払わないようにしましょう。