足場が外れて、外観があらわに!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場です。

ついに!

足場が解体されて、外観があらわになりました。

といっても、

いたってシンプルなデザインですよね。

シンプルすぎかもしれません(笑)

でも。

この大人し目で、控えめな外観からは

想像できない、すごい家なんですよ。

何がすごいのかって?

それは、出来上がってきたら、ご紹介しますが、

空がしっかり見えてます。

こちらは、家の中にある庭なんですよね。

中庭とか、光庭なんて言われます。

実際。

この庭があるだけで、家の中は、この時期で

相当な明るさを実現できていたりします。

さらに。

この画像の中にも見えていますが、

2階には、バルコニーがあって、そこが信じられないほど

日当たりがよくて、ビックリします。

この時期でしたら、日向ぼっこしながらビールを飲む。

そんな時間もいいでしょうね。

これから、一気に仕上がっていきます。

出来上がったら、またこちらでご紹介しますね。

午後は、別の現場へ。

現場監督はじめ、大工さんや関係者が集まって

打ち合わせでした。

弊社の場合、現場には、必ず週に1度は出向いて、

関係者と定例で打ち合わせをします。

当たり前と思いましたか?

実際そうでもないんですよ。

設計士によっては、工事は工務店任せ、

要所のタイミングだけ(例:検査とか)で、

現場に顔を出すなんてところもあります。

実際、私が過去に勤めていた設計事務所では、

2週間に一度で、2時間までと決まっていたくらいですから。

ちなみに。

工事の監理をしてくれないのであれば、設計士に頼むメリットの

半分以上は、損をしてると思います。

しっかりと現場を見てくれるのか。

ヒアリングしてから、パートナー選定をしてくださいね。

そうそう。

画像の斜めの部材って何かわかりますか?

こちらは、制振ダンパーです。

地震の力を熱に変換する装置です。

こちらのお客様は、耐震性を最重要視しており、

耐震性能をしっかり確保するだけでなく、

保険として、制振ダンパーを採用されました。

それも一つの考え方ですから。