高低差のある土地のリスクのお話(^^)/~~~

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今回紹介する秋葉町の家は2004年に完成した築16年のお家です!
http://ohkokk.boo.jp/akiba.html
この敷地は南側が2メートル以上上がった立地です。このように自分の土地が下がっている場合…上がった土地の建物も含めた土圧を受けているため敷地境界の擁壁は慎重に考えなければいけません。また建物を建てる時にも上がった土地の建物に影響がないように土を掘る時の山留には更なる注意が必要です。
この秋葉町の家は地下一階があるため…地盤を掘る時にかなり大掛かりな山留工事が行われました!上がった土地の土圧を計算し、地下の壁を途中で打ち継ぎ二回のコンクリート打設にて一層分の地下壁としました。
このように高低差のある土地の場合…自分だけが良いのではなく、お互いのリスクを考えながら工事を進める必要があります。お互いに何かあってからでは遅いので(≧∇≦)
その分余計にお金もかかることも頭に入れておかなければいけないのです(≧∇≦)