狭小敷地の家の現場って?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、こちらの家づくりの現場へ行ってきました。

周辺と比較すると、なんとなくわかっていただけると思いますが

三階建ての家です。

敷地の大きさは、なんと20坪弱。

いわゆる狭小敷地に建てています。

お隣さんとのクリアランスも、工事に必要な最小限幅。

実は、足場を見るとドキッとしますが、普通より幅が狭い。

なので、足場での移動もカニ歩きになりますね(笑)

夢に出てきそうな狭さ。

こちらのブログでもよくお伝えしますが、

こういった敷地での家づくりって、

設計する建築家の経験はもちろんですが、

工事する工務店の経験値は、相当重要です。

いろんなことで、臨機応変さが必要ですし、

経験ないと、できないことが多かったり、

それがゆえに、コストが無駄に高かったりします。

大手だったら大丈夫なんてこと、

ありませんので、そういった土地での家づくりの時は、

しっかり見極めて相談してくださいね。

昨日、ちょうど屋根の工事が途中でした。

よくみていただくと。。

一部、変な形してますよね?

もちろん、デザインではありませんよ(笑)

こちらの敷地。

敷地が小さいことに加えて、道路幅員が狭いんです。

しかも。

敷地が道路に斜めに接していることもあって、

道路からの規制がとても厳しくなってました。

中はどうなってるのか?

普通に部屋を作ると、天井が低くなってしまうため、

低くてもよいスペースとして計画しています。

その辺も工夫の一つなのかなと思います。

こちら。

LDKを見た写真です。

狭小であったとしても、

これだけの広さ感は十分確保できたりします。

敷地の狭さを感じさせない家。

厳しい条件の中でも、しっかりアイデア盛り込めば、

素敵な家づくりにつなげていけますよ。