スケルトン階段ってどう?
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/001_R_16.jpg?itok=5L2FZ_Gl)
とある家づくりで採用した、通称、イナズマ階段です。
ギザギザに折れ曲がった側面の板のデザインから
そういわれています。
実は、この形。
木造では、なかなか難しいので、鉄骨を使った階段
の場合にのみ、採用することができます。
鉄骨にすることで、各部材をとても薄くできるので、
シャープに見せたいときには、とても効果的です。
できるだけ、視線を遮ってほしくないときは重宝します。
ただし。
木製に比べると、少し割高なので、その辺は
予算とのバランスで決めてくださいね。
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/002_R_11.jpg?itok=S--s0Siw)
こちらは、別の家の階段です。
階段の板もそうですが、支える部材も
鉄骨ではなく、木で制作しています。
片側しか支えていないように見えますが、
もちろん、壁の中でしっかり支えをとっていて、
とても安定した使い心地になってます(笑)
鉄骨の階段に比べると、支える部材が
ゴツイので、少し武骨な感じに見えますね。
シャープさではなく、この事例のように
周辺との関係から、木の方がよい場合もあります。
そんな時には、こういった階段がオススメですね。
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/%E8%9E%BA%E6%97%8B%E9%9A%8E%E6%AE%B5.jpg?itok=phiKyFwz)
こちらは、螺旋階段。
木造では無理なので、鉄骨造が前提となります。
らせん状に昇降するので、
慣れないうちは、目が回ったようになります。
使い勝手は、正直なところ、あまりよくないのですが、
見た目は抜群によくて、若い方にはとても人気があります。
実は、今まで、個人住宅で採用する機会がなかったのですが、
(マンションでは採用したことがありますが)
ついに!現在設計中の家づくりで、採用することに。
どんな素敵な見え方になるのか。
今から楽しみですね。
スケスケの階段といっても、いろいろあります。
そのごく一部をご紹介しました。
リビング階段にするときには、ただの階段としてでなく、
空間を演出するオブジェとして捉えるのもいいと思います。
たかが階段。
されど階段。