グランドカバー

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 グランドカバーは文字通り、地面を覆うものでして、大きな目的は、植物による装飾的な意味合い、土の流出予防、降雨時の土の跳ね返りによる建物の汚れ防止、あるいは雑草の生育予防などです。
 芝生などのように踏みしめてもよいものがよく使われます。また、一年中緑を保持するものなどもありますので、外構、造園計画に応じて最適なものを選ぶ必要があります。いずれにしても適切な手入れは必要であります。
 グランドカバー用の植物としては、芝(これをグランドカバーと呼ばない人もいます)、セダム(マンネンングサ)、シロツメクサ(クローバー)、クラピア(イワダレソウ)、ヒメイワダレソウ、アジュガ、ユキノシタ、ブラッククローバー、フッキソウ、ヤブコウジ、クマザサなどがよく使われるものかと思います。
 植物以外のものでは、グランドカバーと言わないでしょうが、ウッドチップ(ガーデンバーグ)や砂利なども土をカバーするものとして使われます。面白いものではクルミや強化ガラスを砕いたものなども設計によっては効果的なこともあります。