工事の監理って、何をしてくれるの?

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ご覧の通り。

とある家創りの基礎ですね。

しっかりときれいに打ってくれています。

昨日、こちらの現場で、定例の打ち合わせがありました。

現場の打ち合わせでは、いろんなことをしたりします。

1)現場の施工状況の確認

大事ですよね。

設計通りに工事がなされているのかをしっかりチェックします。

例えば。

昨日ですと、基礎の幅や高さ、アンカーの位置から

人通口の配置や幅まで。

さらに、基礎で断熱が必要な個所は、その施工状況。

もちろんですが、断熱材が設計通りなのかもチェックします。

2)質疑回答

確認申請を提出する程度の図面ではなくて、

詳細な内容を書き込んだ実施設計図書をもとに

工事が進んでいくのですが。。。

それでも、現場でどう納まるのか?といったことで

質問があったりします。

その質問に対して、最善の方法を選定、指示します。

3)工程チェック

全体工程からの遅れがないかをチェック。

遅れがある場合は、別工程で吸収できるのかを検討します。

できない場合は、変更工程の作成を指示します。

これ。

結構大事です。

何も言わないと、どんどん遅れてたりしていきますので。。

4)コスト関係

設計の時に、しっかり打ち合わせしていても、

現場が始まると変更があったりします。

その変更について共有することと

そのコストを算出してもらい、チェックします。

こちらも結構大事なチェック内容と思います。

当たり前のような内容かもしれませんが、

どれも、大事な内容ですよね。

それを、毎週、しっかり監督と共有しながら

工事を進めていってもらいます。

お客様の代理として。

建築のプロとして。

しっかりと工事が、進んでいくよう、チェックしています。

これ。

建築家の大事な役割の一つで、

建築家との家創りの大きなメリットの一つだと思いますよ。