新しい計画案を考えるプロセス。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、新しい家創りの計画を

いろいろと考えました。

写真は、その一部です。

同じ敷地、予算、同じ要望なのですが、

考え出すと、実は、結構たくさんの案が

思いついてきます。

何を中心に考えるのか。

それによって、計画案は全く違ってくるんです。

コンセプトとは違うんですか?

と聞かれそうです。

でも。

コンセプトも同じなんです。

計画案を考案するのに、直観で、

閃きがあって、ササっと出来上がってくる。

そんなイメージを持っている方が多いようですが、

私の場合は、全然異なります。

(他の建築家の方はわかりませんが)

ご要望を読み取りながら、

とっても理屈っぽく、組み合挙げていきます。

各々のスペースの関係性をヒントに。

なので。

どうして、そのカタチにしたのかを

きちっと説明できます。

カッコいいから。

デザインだから。

そんな言い訳は一切しません。

唯一、感覚的なのは、バランスくらいです。

そうそう。

話は戻るのですが、

たくさんの計画案をすべて提示というわけにもいきませんので、

考えつくしたら。。。

消去法で、計画案を絞り込んでいきます。

実は。

考え出すより、絞り込む作業の方が難しい。。

何度も何度もご要望を読み込んで、

最善の方向性をもった計画案にしていきます。

大事な大事な家創りですので、

しっかりと考えて、最善にしていきます。

そういったプロセス。

大事にしています。