ドアにアンティークテイストを取り入れる!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家のワンショットです。

かわいらしいインテリアになっています。

この写真一枚から、いろんなことが読み取れますよ。

まずは、ドアですよね。

アンティークを思わせるような仕上がりです。

もちろん、本物のアンティークのドアも素敵です。

その質感が好みであれば、よいのですが、

新築なので、やはり新築らしくきれいな感じがよい

という場合は、アンティーク調の既製品を

採用するのもうよいですよ。

写真は、リクシルのラシッサというシリーズ。

デザインはもちろんですが、

仕上げとなっている表面のシートの色合いが

結構リアルなんです。

こちらは、同じシリーズの色違い。

子供部屋なので、明るい感じにしました。

ペンキで塗り上げたような、アンティーク調の風合い。

北欧を思わせる色合いが優しいですよね。

輸入建材の建具に、アンティーク風に

着色するのも一つの方法ですが、

高さや幅の自由が利かないのが難点。

既製品ですと、ある程度のオーダーは対応してくれますよ。

そうそう。

一枚目の写真に戻ってもらって。。

いくつかあるのですが、もう一つだけ。

ドアの右側。

インターフォンとスイッチです。

集成材を箱型につくって、

そこへ配置しています。

インターフォンは、そのまま設置すると

壁から突出してしまうので、

ニッチを創って納めたりもするのですが、

構造の壁だとそうもいきません。。

そんなときに、写真のような箱をつくる

というのは、とてもいいアイデアですよね。

床に合わせて着色すると、もっと

フィットするかもしれませんね。

細かなことなんですけど、

とてもいい感じに仕上がります。

それと。

色のバランスですかね。

建具に個性的な色合いを持ってきているので、

あまりたくさんの色柄を使うと、ゴチャゴチャします。

そこで。

巾木やドアの枠を壁に合わせて白くして、

存在感を消しています。

それによって、床のウォルナットと

ドアのアンティーク調がとっても際立ってますよね。

ちょっとしたことなんですが、

バランス感覚はとっても大事。

インテリアコーディネーターや建築家に相談しながら

進めていくとよいと思います。