すごい傾斜地に家を建てる!!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家創りの敷地です。

ちょっとわかりにくい写真かもしれませんが。。

地盤が相当斜めになっているのって、

わかりますか??

結構急勾配に見えますが、

30°以下の勾配にはなっています。

敷地は傾斜しているので、

設計も工事も、すごく難解なのですが、

抜群のロケーションが展開しているんです。

そのロケーションを最大限生かした家になる計画です。

ただ。

乗り越えなくてはいけないハードルが

とっても多い。。

今まで、私が、いろいろと調べたり、

役所と協議してきたのですが、

宅地造成規制法の関係の扱いが

難しくなってきました。

こういったエリアに、よくかかっている法規制です。

敷地の土を削ったり、盛ったりする場合、

その土を留めるために必要な擁壁について

申請して、許可を取らなくてはいけません。

今回の敷地も、そういった規制が

かかってくることになりそうなので、

宅地造成のことに精通した専門家と

現地を見ながら打合せをしました。

法的にどう扱うのか。

どういった対処方法があるのか。

最善の方法は何なのか。

その辺をしっかり確認していきます。

結果、大きく二つの方法まで

絞り込むことができました。

こういった敷地の時、安易に

大きな擁壁を創って、フラットにする

という方法を採用する方もいらっしゃるのですが、

すごいコストがかかります。

もっと、いろんな方法があるんですよ。

こういった、素晴らしい専門家の方が、

ブレインとしてそばにいてくれることに感謝です。

もちろん。

私も、その方にとって、建築設計の側面では

ブレインなんですけどね。

いろんなプロの叡智を集結させながら、

サポートしていく。

そんな家創りしています。