アパートの空き室対策

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

近年、アパートの入居率が急速に悪化しています。50%を切るアパート
も普通になりました。さらに、ゼロ金利により、銀行が融資先にアパート
建設が多くなりました。アパート経営は、多くの方が一般人で、経営の
ノウハウをしりません。不動産屋さん任せにしています。入居率を
上げるには、幾つかの対策があります。一番大きいのは、賃貸料等の
入居条件です。近隣のアパートに比べ、賃貸料や敷金が下がれば、
入居率は上がります。賃貸料を下げるためには、経費の見直しをする
ことが必要です。不動産管理料、行政経費(消防設備点検の経費)、
共用部分の電気、水道経費等を節約することです。特に、4階以下の
マンションは受水層を設けずに水道直結出来ますので、経費が大幅に
減額出来ます。下記は東京都水道局HPです。http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kurashi/chokketsu/kirikae.html
さらに、入居率を上げるには、部屋のインテリア、設備を、現在要望の
多いものに更新することです。例えば、wifi、スマホ、
TVインターホーン、オートロック、防犯カメラ、宅配ボックス等です。
また、内装を年齢層に合わせ変化させることです。これらの更新を
計画的に準備して行うことです。不動産屋さんの言いなりでは、旨く行き
ません。専門家に相談して、長期的な対策をしてはいかがでしょうか?

床、壁のクロスに変化をつける

受水層を無くし、水道直結しました