目隠しルーバーにもいろいろあります!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、このところ、採用する機会に恵まれている
目隠しルーバーについて、整理してみました。

こちらの事例。

ついつい、ガレージに目が行ってしまいますが、
ポイントは、右手上にある目隠しルーバー。

この写真のアングルで見ると、中が結構透けて
いますよね。

角型の部材を、並べて取り付けると
当然ですが、この透け感になります。

ただし、全面道路があまり広くないことと、
2階を隠していることから、
全面道路を通行する人の視点からは、
ほとんど中を見通せません。

少しでも多く風通しを実現したかったので、
こちらの家では、この角型のルーバーを採用しました。

こちらの家の目隠しルーバー。
隣の駐車場から見ていますが。。。

中の様子は伺えませんね。

先ほどの事例は、見上げるカタチなので、
角型でよかったのですが、
こんな状況の中ですと、中は丸見えになってしまいます。

しっかりと隠すために、少し工夫された
形状になったルーバーを採用しています。

ちょうど、L型のような形状ですかね。

ちょっとした工夫なのですが、このおかげで、
見通しにくいのですが、風通しは確保できているんですよね。

ただ、通常の角型よりは、少々風通しが少なそうです。

こちらの場合は、2階で採用しているので、
角型でもよかったのですが、前面道路からのプライバシーを
しっかり確保するため、L型のタイプを採用しています。

夜であっても、ほとんど中の様子を伺い知ることはできません。

現段階では、形状としては、この二種類くらいでしょうか。

敷地の状況によって、上手に使い分けるといいと
思いますよ。

そうそう。
もうひとつ大事なポイント。

ルーバーに、木材を採用する建築家さんも多いのですが。。。

もちろん、本物の良さはあります。はい。
でも。。

木材を屋外で使用する場合は、メンテナンスが必要です。

平屋での採用でしたら問題ないのですが
2階以上での採用では、数年に一度は塗装が必要ですので、
ご注意くださいね。

ちなみに、私は、基本的にアルミ製のルーバーを採用します。

私は、しっかりとメンテナンスも考えて
家創りはご提案したいので。