狭小や変形の敷地の場合は慎重に!!
いきなりですが。。
こちらは、とある家創りの敷地です。
いよいよ着工となりました!
パッと見ると、何ともないですよね。
ちょっと奥に長いかも。
いやいや。
こちら、とっても間口が狭いんです。
比較する対象がないので、うまく説明しきれませんが。。
しかも、向かって左側は、境界まで家が接近しています。
少し控えてくれていると足場も立てやすいのですが、
なかなかそうもいかないかもしれません。
こちらの家。頑張って計画しても、家の幅は3.64m。
でも、3.64mあれば、しっかりと家は計画できるんですよ。
名古屋市内で、駅から近くて。
そんな土地ですと、こういった土地が結構多いかもしれません。
でも。
こういった土地だからこそできることもあるんですよ。
建築家のアイデアと経験はもちろんですが、
それ以上に重要なのは、工務店の経験値です。
慣れていない工務店ですと、
そもそもできないか、スタートしても頭を抱えることが多くなります。
それ相応のノウハウがあるからです。
建築家でも同じなんです。
私も最初はそうでしたがら、
図面上では成立するのですが、実際に工事ができない。
そんなことになりがちです。
建築家だから、どんな家でも設計できる。
意外とそうでもなんですよ。
特に。もしかして、探している土地が、
こういった、狭小、変形敷地の時は、
建築家、工務店ともに、経験があるのかどうかを
しっかり見極めて選定するといいと思います。
とある家創りの現場です。
昨日、お客様と現地で待ち合わせ。
現場で、スイッチやコンセントの位置や高さを
一緒に確認していただきました。
蒸し暑い中だったのですが、しっかりと確認
していただけて、よかったです。
スイッチやコンセントといいながらも、
ドアの開き勝手や、部屋の広さ感、
明るさなんかも同時に体感していただけるので、
いい機会なんですよね。
こちらの写真。
実は、キッチンの広さを確認していただくために、
仮で創ったキッチン!!
しっかりと体感して、決めていただきました。
そうそう。
お客様が、途中で、ポツっと。
「できあがるの。愉しみ」
とおっしゃってました。
もちろん私もですけどね!
かわいらしい、プロヴァンス風のデザインの家。
誕生しますよ!