擁壁

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擁壁は土留めとも呼ばれ、切土や盛土などの造成工事に際して、土砂の崩壊を防ぐために設ける構造物になります。また、傾斜地や盛土地などの敷地において敷地を少しでも有効活用する目的として計画される場合もあります。
 
現在の様々な法規制のもとに築造された擁壁もあれば、それ以前に築造された擁壁もあるため、大地震時に擁壁の倒壊という危険を鑑み、既存の擁壁についても見極めたうえでの建築計画が必要となります。
 
また、2mを超える擁壁については「工作物」としての指定を受け、建築基準法や宅地造成等規制法などの行政指導が適用されます。そのため、建築地によってさまざまな制約を受ける可能性があるため、事前に行政へ相談します。
 
計画に当たっては、それ以前に現地踏査を行い、隣接宅地との取合い、排水計画や既存構造物および周辺構造物の変状状況などの確認を行ったうえで、計画となる建物と擁壁との関係性を検討し、擁壁に対して建物荷重がどのようにかかるか考察を交えた設計計画を進めます。