冷暖房って何がいいの?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日、断熱材のブログを書いたのですが、
気になる方には、参考になったようで、よかったです。

今日は、その続きです。

どの断熱材を使うにしても、しっかりと
断熱、気密は確保した方がよいですね。

断熱、気密が確保されると
外気の影響を受けにくくなります。

寒くなっても、室内が冷えにくい。

ただ。
冬寒くならないだけで、
それだけでは、暖かくなるわけでもありません。

何か熱源が必要になります。

最近、よく耳にするのは、全館空調。

家全体を、大きなエアコンで冷やしたり、温めたり。
家全体で考えているので、各場所での温度の差が少ないのが特徴です。

基本的に、付けたり、消したりせず、継続して運転をしさせておきます。
全館換気を組み合わせると、しっかり換気もできるのでよいですよ。

全館に床暖房。なんて方法もありますね。
某ハウスメーカーが採用しています。

輻射熱で暖かいのは確かですが、
空気を暖めるまでに、相当時間がかかります。
でも、足元が暖かいっていいですよ。

こちらも輻射熱を利用した冷暖房システム。

このスリットの中に、冷温水を流して、その輻射熱で
空気を暖めたり、冷やしたりします。
結構暖かくなったりします。

緩やかで、優しい感じですかね。

地中熱を使ったシステムなんかもあります。
夏は結構涼しいですよ。
ただ、冬は、何か別の熱源が必要ですかね。

いろんな冷暖房システムがあります。
「快適さ」は、人によって、全然異なるので、
しっかりと体感して、決めていくことをオススメします。

一生を過ごす家だからこそ、
しっかり体感、検討して、決めていきたいですね。