予算との調整は「じっくりと」が大事!

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昨日は、終日、いろんなお客様と家創りの打合せでした。

その中で、夕方からスタートした家創りの打合せ。

昨日、概算金額と予算との調整が完了して、
次回から、実施設計という詳細の設計を
進めていくことになりました。

概算金額が出てから、およそ1か月半ほど。
じっくりと、腰を据えて打合せをさせていただけました。

「じっくりと」はとても大事にしています。

予算よりオーバーしている場合には、
私から、機能は同等な前提で、
減額できるようなことを、投げかけるんです。

この投げかけについて、じっくりと考えていただくんです。
この家創りを通して、何を大事にしているのかを。

青天井で予算がねん出できるのであればよいのですが、
限りあるご予算の中ですので、何を優先するのかを
しっかりを考えていただきます。
というか、一緒に考えていきます。

いろいろ大変なこともあるのですが、
このプロセスをお付き合いいただくと、
贅肉がそぎ落とされてスッキリできるんです。

家創りを通して、未来を想像しながら、
本当に必要なことは何かをご確認いただけます。

単に、
増資すればよいとか、
オーバースペックなので取りやめすればよい
といった安易な発想はありません。

いろいろ考えた結果、
その選択肢になったのであればよいと思いますが。

いろいろとイメージしながら、理想を語るのも大事ですが、
おカネという現実的なことを語るのも、家創りのひとつの側面です。

理想と現実両方を、一緒になって向きあって、
バランスを取りながら、方向性を見いだしていきます。

そのために、このプロセスでは、いつも以上に
「じっくりと」打合せしていくんです。

いつも
方向性が見えた瞬間の喜びも共有させていただいてます。
そんな家創りをしています。