片流れ屋根
投稿日時:
2016-05-11 11:18
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/%E7%84%A1%E9%A1%8C_1.jpg?itok=iiJUk2FF)
片流れ屋根は、屋根の形がシンプルなので、屋根からの雨漏りは
起こりにくい工法です。そのため、屋根の工事コストが下がります。
デザイン的に、スッキリした形になります。
しかし、屋根の勾配が、一方向なので、建物の配置で配慮が必要です。
屋根は、風の影響をかなり受けます。一面の屋根面積が大きくなるので、
風圧がかかります。特に庇部分は、吹き上げの力がかかります。
対策が必要です。写真の家は、鉄骨で補強しています。また、屋根の
最上部が高くなるので、配置によっては、斜線制限にかかります。
高い部分は図面のように、屋根裏として利用出来ます。このように
メリット、デメリットがあります。専門家と相談してから、計画する
ことをお勧めします。
![](https://www.kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/%E5%BA%87_0.jpg?itok=htM6gpJw)
片流れ屋根の高い部分、庇を鉄骨で補強