模型を作るメリット

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匿名ユーザー (未認証ユーザー)

計画段階で図面以外に建物のイメージを伝える手段としては主に、「パース」あるいは「透視図」などと呼ばれる『絵』と、『模型』の2種類があります。
前者は、最近ではCGによる実物さながらの見栄えの良いものも多数ありますが、写真と同様に視点が決められている為、実際の大きさや広さの感覚(=立体感)は把握し難く、見えない部分の様子もよく分かりません。
これに対し後者(模型)は、360度自由に眺めることができ、室内を覗き込んで疑似体験することも可能です。また、立体を肉眼で確認するので、実物の大きさや広さをイメージし易いのです。

その他、設計者は模型を作ることで、各部の納まりや施工上の注意点をより詳しく確認できるといったメリットもあります。
でも一番のメリットは、『設計者も施主さんも、模型を見て触れて楽しむことができ、話が盛り上がること』 なのかもしれません(笑)。